新年度 見学会&体験会&子育て座談会

恒例となっておりますが、1月はオーケストラに興味のある方対象に見学や体験の会を開催しております。まずはこうして、レパートリーの数曲をご披露。

ジュニアオーケストラという活動、広島市内では本当に少ないのですが、まだまだ弦楽器に対する敷居の高い面もあり(とにかく高いとか難しいとかの偏見が邪魔してます)また管楽器については、吹奏楽が盛んなあまりオーケストラができないということもあり、飛躍的な発展は難しいのですが、現団員を大事に育てながらも少しずつ仲間を増やしていきたいと考えています。本日は幼児さんや小学校低学年中心に数名の見学と体験がありました。中には初めて触るヴァイオリンを「離さない」ような子もいて、合計1時間半は弾き続けていました! 

おねえちゃんが12月の定期演奏会でハンドベルデビューしたのですが、弟くんもハンドベルを持ちたくてたまらないのです。


ほかの見学者さんにも「大きな古時計」ではハンドベルや鈴参加していただきました。

楽器の上達も大事ですけど、こうして「仲間の中で育つ」ことにも大きな意義があります。


午後は・・・希望者に残っていただき「子育て座談会」を開催しました。年に1、2回こういった母の為のイベントも計画しています。

本日のゲスト講師は石河尚子先生、かつて名門幼児教室「るーむめるへん」を30数年間主宰されていたカリスマ幼児教育者です。長くジュニアオーケストラを見守ってくださっています。


優しい物腰の素敵な方で、悩める母たちに心に響くお話をしてくださいました。「子育て、いつからでもやりなおせる」「お母さんは子どものガソリン(愛情)スタンド」などなど・・・

しめくくりに絵本を読んでくださいました。


子どもたちは神様からそれぞれの贈り物をもらってこの世に来ました。「大きい」「明るい」「優しい」など・・・


だからいただいた贈り物(長所)はかけがえのない宝物、ひとりひとりの個性がとても素敵なこと、といった内容。


走り回って遊んでいた子も寄ってきました。普段読み聞かせてもらうことのない母たちも、うっとり聞き入っておりました。


親も「ごめんね」「今はこうなの、わかってね」きちんと言葉に出して接することが大事ということです。